主なレパートリー作品 ~ Main repertory works

<古典の魅力>

歴史の中で残ってきた古典作家の作品には、その一つ一つに、人類の叡智が秘められています。

それらの作品の中に、もういちど生命を吹き込み、新しく現代に蘇らせ、その普遍的なメッセージを人々に届けること。
これが私たちの仕事です。

レパートリー劇場として2004年に発足して以来、私たちは一貫して、厳選した古典作家の作品をお届けしています。

近松門左衛門作「曾根崎心中」

<概要>
商人として将来を嘱望された、若い手代の徳兵衛と、遊女お初の心中を描いた、近松門左衛門の代表作。

東京ノーヴイでは、2005年の第2シーズンから公開。声優の永井一郎氏(故人)による素晴らしい語りも作品の魅力となっている。ロシアや韓国の演劇フェスティバルでも何度も上演され、高い評価を得てきた作品。

2021年のオンライン映像を公開中。↓

▶ 2021 「曾根崎心中」Digest映像

宮沢賢治原作「銀河鉄道の夜」


<概要>
多くのファンから愛されている、宮沢賢治の代表作。東京ノーヴイでは、2007年、第4シーズンからレパートリーに上がる。

2010年には、「宝くじ文化公演」事業の一環として、賢治のふるさと、岩手で上演され好評を博した。

2021年のオンライン映像を公開中。↓

▶2021「銀河鉄道の夜」ダイジェスト(英字幕付き)

ブレヒト作「コーカサスの白墨の輪」

<概要>
第2次世界大戦、ナチスドイツの追跡を逃れながら書き上げられた、劇詩人ベルトルト・ブレヒトの反戦劇。非人間的な生活を強いられる中、人間として、誇り高く生きていくことの尊さを謳いあげた作品。

シャンソン歌手の渡辺歌子氏が参加。劇中で、素晴らしい歌を聞かせる。

2012年、初演。 以後、代表的な演目の一つとして人気を博す。2020年には、ロシア文化フェスティバル参加作品として、梅若能楽会館で上演。

ギリシャ悲劇(ソポクレス作)「アンティゴネ」

<概要>
国を追われた王子が、敵国の軍勢を引き連れ故国に攻め入るもあえなく戦死、その遺骸は反逆の罪により弔うことを禁じられたところから舞台は始まる。
しかし、その妹である王女アンティゴネは、国法に逆らい、兄の遺骸を弔ったことから死刑を言い渡される。

国家と家族の選択を迫られた、王女アンティゴネの物語。

2016年、初演。同じ年に梅若能楽学院会館にて「メデイア」とあわせ連続上演。

ギリシャ悲劇(エウリピデス作)「メデイア」

<概要>
ギリシャ悲劇の様式性を能舞台の中に昇華させた作品。
故国を捨てる原因ともなった、最愛の夫に裏切られた魔女「メデイア」が、自分の子供を犠牲にしてまで復讐を果たす。

2016年、ソポクレスの「アンティゴネ」に続き、同じ年に梅若能楽学院会館にて初演。